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療法士部門の研修体制は「客観的根拠に基づいて、リハビリテーション科医からの処方に応じて各療法を施行できるようになる」ことを目的としています。臨床と研修と研究を3つの柱にしております。
研修会や勉強会はもちろん、チーム医療実践の中で様々な経験やノウハウを磨くチャンスがあります。
第56回日本リハ医学会学術集会
部分免荷トレッドミルトレーニング中の免荷量減少を抑制するための試み
PT 鍬田 幸輔
>第56回日本リハ医学会学術集会
装具療法と機能的電気刺激を用いて,歩容が改善するか検証した症例
PT 三浦 忠明
>>第56回日本リハ医学会学術集会
stiff knee gaitを呈する脳卒中片麻痺患者にウェルウォークを使用した1例
PT 新原 正之
>第56回日本リハ医学会学術集会
上肢リハビリテーションロボット訓練を習慣化された過剰代償動作のある症例に対して活用した試み
OT 夏山 真一
>第56回日本リハ医学会学術集会
傾斜スイッチを用いた小型で簡易な体幹・体節の傾斜アラームの試作と試用
OT 西脇 百合子
>第56回日本リハ医学会学術集会
皮質下病変により発語失行を呈した一症例
ST 長谷川 智洋
第56回日本リハ医学会学術集会
咽喉マイクを用いた安静時唾液嚥下頻度の計測時間と精度の関係-健常者の実測データに基づく検討-
ST 三原 千佳
第39回近畿作業療法学会
家族スケールを使用して 入院時から家族支援を行う事で 円滑な自宅退院が可能となった1例
OT 染井 佑太
第53回日本作業療法学会
介護者によるADL評価尺度を用いたFIMの予測式の作成-Self Assessment Burden Scale-
OT 瀧野 優花
第53回日本作業療法学会
介護者によるADL評価尺度(運動項目)の妥当性の検討-Self Assessment Burden Scale Motor-
OT 兼田 敏克
第53回日本作業療法学会
日本版ADL-focused Occupation-based Neurobehavioral Evaluation(A-ONE)の評価者間信頼性の検討
OT 石原 充
第25回日本摂食嚥下リハ学会学術大会
咽喉マイクで計測した健常者データに基づく安静時唾液嚥下頻度の計測時間と精度の関係
ST 岸本 綾子
第19回音楽療法学会学術大会
回復期リハビリテーション病院における音楽療法の心理的介入
MT 政木 真理子
豊能ブロック新人症例検討会
軽度の運動麻痺、感覚障害を呈した症例~食事に着目して~
OT 水上 智実
豊能ブロック新人症例検討会
意識障害を呈した超高齢者へ離床時間を拡大させ、覚醒の向上を目指し家族様との関われる時間を重要と考え介入した症例
OT 若林 あゆみ
The 10th Asian-Pacific Conference on Biomechanics
Computational Study on Dynamic Stability of Elderly Gait with Local Muscle Weakness
PT 荒川 達彌
リハ・ケア合同研究大会金沢2019
呼吸リハを併用することにより、運動量と運動耐容能の改善を認めた症例
PT 三浦 嘉恵
リハ・ケア合同研究大会金沢2019
脊髄損傷による不全麻痺を呈し、トランスファーボードを使用した移乗動作獲得を目指した症例
PT 竹内 大至
リハ・ケア合同研究大会金沢2019
高次脳機能障害の気づきを得るために、チームで関わり変化がみられた一症例
ST 石津 友美
豊能ブロック症例発表会
重症頭部外傷により全盲となり訓練に難渋したが自宅ENT出来た1症例
ST 井手 浩樹
第24回日本基礎理学療法学会学術大会
歩行学習方法の違いが歩行学習効果と皮質脊髄路の活動量に与える影響
PT 北谷 亮輔
院内教育
臨床:療法士はチームの約3分の2が出勤するシフト制です。チームの構成は「シニア」と称する管理者、アドバイザーとなれる経験者、その他のスタッフです。新人は経験者の治療場面を見学・知識技術の伝達をうける体制をとっております。 患者様の365日リハビリテーション体制に対応できるよう各療法の担当者は1人の主担当と複数の副担当から成ります。経験の浅いスタッフが主担当を受け持つ場合、アドバイザーがサポートで副担当となり、ともに情報を共有し、相談が可能です。 主担当が休みの際には電子カルテ上で管理される「申し送りフォーム」での情報共有を行っており、複数のスタッフのチェックが入ると共に、自己確認の意味ももちます。休みの間に別の療法士が違う視点で患者様の評価を行うことも可能ですし、必要があれば一人の患者様を同一日に複数の同一職種の療法士が担当しディスカッションを行います。 チーム内で「業務の標準化」を意識し、全体の底上げを行います。臨床業務≒目指すべき療法士への経験の蓄積となる体制を目指しています。
研修:定期的な研修会の実施を行っています。 理学療法科・作業療法科・言語療法科それぞれ月に2回の研修会を企画運営しています。 セラピストには週に1時間程度の研修時間を設けており、研修会準備や自己研鑽の時間として利用しています。各科の研修会は研修会委員が統括管理しており、また外来講師を招いての講習会や他施設との共同の研修会も実行しております。職種によらず各科研修会に参加ができます。 外部の学会参加や研修会への参加に関しては、病院からの補助体制があり、参加費用の補助や職務免除があります。
研究:日々臨床業務を行っている中で、疑問に思っていることを自ら研究のテーマとして選択し、疑問を解決していく問題解決のプロセスを経験していきます。またその経過の知見を発信していくことが、自身の質の向上につながると考えています。一人で研究を進めていくこともできますが、興味をもった療法士がチームとなり1つの研究を深めていけます。当院と同敷地内にリハビリテーション科学総合研究所が併設されており、所属する研究員による研究活動の指導・応援体制があります。関西リハビリテーション病院では理念として”研鑽”を挙げており、職員の知識・技術・人間性の向上を目指し、研鑽を続けます。